一般内科・生活習慣病
地域のかかりつけ医としてご利用ください
地域の皆様の健康をサポートし、どなたでも気軽に立ち寄れる「地域のかかりつけ医」を目指して診療を行っています。
皆様が健康について 不安や心配事を感じた際に、最初に相談できるクリニックとしての役割にも力を入れています。「なんとなく不調が続いている」「何科を受診すべきかわからない」「健康診断の結果に気になる点があった」など、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。
当院で対応可能な疾患は適切に治療を行い、専門外の疾患やより高度な治療・検査が必要な場合には、適切なクリニックや病院をご紹介いたします。

こんな時、当院をご利用ください。
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体調が悪い
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発熱
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風邪症状(のどの痛み・咳・鼻水・たん)
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生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症・痛風)
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全身倦怠感
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手足のむくみ
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動機・息切れ
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花粉症
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何科へ行けばいいのか分からない
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健康診断で指摘された項目がある
生活習慣病
生活習慣病とは、主に高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などを指します。これらの疾患はほとんど自覚症状がありませんが、長年放置すると動脈硬化が進行し、脳梗塞や虚血性心疾患などの重大な病気を引き起こす可能性があります。
健康診断で異常値を指摘された方や、生活習慣に不安がある方は、ぜひ当院にご相談ください。生活習慣病を適切にコントロールすることで、脳梗塞や虚血性心疾患などの病気の予防につながります。
また、「一度薬を飲み始めると一生やめられないのでは」と不安に思われる方も多いですが、病状が落ち着けば薬を中止できるケースも少なくありません。まずは一度、お気軽にご受診ください。

高血圧
●高血圧とは
高血圧とは、血圧が慢性的に正常範囲を超えて高い状態を指します。
放置すると動脈硬化が進み、脳や心臓などに深刻な影響を及ぼすことがあります。
●高血圧の基準
診察室で計測する場合は、(最高血圧)140/(最低血圧)90mmHg以上、ご自宅で計測する場合は、(最高血圧)135/(最低血圧)85mmHg以上が高血圧となります。

●高血圧の治療
生活習慣の指導を行いつつ、必要に応じて降圧薬を併用していきます。
糖尿病
●糖尿病とは
糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖値)が慢性的に高くなってしまう病気です。初期には症状がほとんどありませんが、進行すると血管が硬くなったり、詰まってきたり(動脈硬化)して、脳卒中や狭心症、心筋梗塞になりやすくなります。また糖尿病の3大合併症として、網膜症、腎症、神経障害があり、失明や腎不全(人工透析)につながる病気でもあります。
●糖尿病の診断
糖尿病は何回かの検査を組み合わせて診断されます。空腹時血糖が126mg/dl以上、食後に測った血糖(随時血糖)が200mg/dl以上、あるいはHbA1cが6.5%以上の場合、糖尿病である可能性が高くなります。

●糖尿病の合併症
糖尿病は無治療の状態で5~10年程経過すると「糖尿病性神経障害」、「糖尿病網膜症」、「糖尿病腎症」という糖尿病の3大合併症が出現し、失明や腎不全(人工透析)につながる病気でもあります。また、糖尿病の方は脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高く、適切な治療をしなければ、健康な方と比較して約10年寿命が短くなるというデータもある恐ろしい病気です。
●糖尿病の治療
糖尿病は現在のところ完治させることはできませんが、食事療法や運動療法による生活改善、あるいは薬物療法などによって血糖値を正常に保ち、また体重や血圧、血中脂質も同時に良好な状態に保てば、合併症を起こさずに健康を維持することは十分に可能です。
当院では糖尿病の重要な指標である、血糖値およびヘモグロビンA1cを院内で迅速に測定できますので、是非ご利用ください。
脂質異常症
●脂質異常症とは
以前は「高脂血症」と呼ばれていた病気で、血液中のコレステロールや中性脂肪が基準より高く、体の中に余分な脂質が蓄積してしまっている状態のことです。脂質異常症は自覚症状がほとんどありませんが、気づかないうちに動脈硬化を引き起こします。その結果、心筋梗塞や脳梗塞等の発症リスクが高まります。

●脂質異常症の診断
自覚症状で脂質異常に気付くことが少ないため、健康診断や他の病気の検査の際に脂質異常症であることや、脂質異常症の予備軍であることが判明することが大半です。
一般的に以下の3つの数値のいずれかが逸脱すると脂質異常症と診断されます。
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LDLコレステロール値 ≧ 140mg/dL
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中性脂肪 ≧ 150mg/dL
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HDLコレステロール値 < 40mg/dL
●脂質異常症の治療
年齢、性別、高血圧や糖尿病の有無、喫煙習慣、家族の既往歴などをもとに目標値を設定して治療を行います。3か月ほど生活習慣改善を行っても管理目標値まで達しない場合は、薬物療法を検討します。ただし、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患のリスクが高い方は、早めに薬物療法を始める場合もあります。
高尿酸血症・痛風
●痛風発作とは
痛風は血液中の尿酸が増え、それが結晶になって体に蓄積し激しい関節炎(痛風発作)になる病気です。
多くは足の親指の付け根が腫れ、激しい痛みと熱感を伴います。足首やひざなどに起きることもあります。
●高尿酸血症の診断
尿酸値が7.0mg/dLを超えると、高尿酸血症と診断されます。
●高尿酸血症の合併症
高尿酸血症は、痛風の発症だけなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症といったほかの生活習慣病とも関係が深いことが分かっています。また、高尿酸血症を放置すると、腎機能障害、尿路結石を高頻度で引き起こします。
●高尿酸血症の治療
生活習慣の改善(不規則な食習慣、飲酒、運動不足、睡眠障害、ストレス、プリン体の摂取過剰など)に加えて、年齢や合併症の有無、尿酸値の値などを考慮し、患者さんの状態に合わせて薬物療法を検討します。
痛風発作時は、まずは痛みと炎症を抑える治療を行い、その後、尿酸値をコントロールする治療を行います。